入稿データをスムーズに出力するためのポイント!
お客様よりお預かりしたデータをきれいかつスムーズに出力するため、
入稿データを作っていただく際の基本的なポイントをご紹介します。
●「塗り足し」をつける
弊社では大判のメディア(塩ビシートや合成紙、ターポリンなど)に出力したものを
指定されたサイズにカットして仕上げるのですが、カットする際どうしても多少のズレが生じます。
たとえわずかなズレであったとしても、非常に目立ってしまう場合があります。
そうしたトラブルを防ぐため、入稿データには「塗り足し」を付けていただくことをお勧めします。
「塗り足し」とは、背景や断ち落としにするパーツ(写真など)を仕上がりサイズより大きく作ることを言います。
一般的な印刷物では3ミリですが、巻き込みや変形カットなど仕上げの方法・サイズにより
必要な塗り足しサイズは変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
●フォントは「アウトライン」で
フォントは必ず「アウトラインを作成」してください。アウトライン化されていないフォントは
違うフォントに置換されてしまい、正しく出力できないことがあります。
フォントオブジェクトやレイヤーがロックされていたためにアウトライン化できていないこともありますので、入稿前に必ずロックを解除してご確認ください。
また、.pdf形式で入稿される場合でもアウトラインの作成をお願いします。
●リンクデータの添付は忘れずに!
写真やイラスト、ロゴマークなどの画像をリンク形式で配置して作成したデータは
配置した画像データを.aiデータと同じフォルダに入れて入稿してください。
画像データを入れ忘れたり同一フォルダに無い場合は「画像リンク切れ」となり出力ができません。
「リンク」ではなく「埋め込み」で作成していただくことも可能ですが、
データサイズが大きくなってしまうため「リンク」での入稿をお勧めします。
●正しいサイズでデザインデータを作りましょう。
ご注文いただいたサイズと異なるデータが入稿されることがまれにありますので、
データ作成時はサイズをご確認ください。
トリムマーク(トンボ)を付けるなど、仕上がりサイズがはっきりと判るようにデータを作成いただくようお願いします。
大判サイズの出力をご依頼で、仕上がりの10分の1など縮小サイズでデータを入稿される場合はその旨お伝えください。